今やカルビーのお菓子の中でも、代表作となった「じゃがりこ」。
なんといっても、発売当初はあの容器が革新的でした。それまでは、袋に入ったお菓子が一般的でしたが、いかんせん持ち運びに不便でした。
じゃがりこが登場したことによって、女子高生などが、こぞって通学カバンの中にじゃがりこを忍ばせて持ち運ぶようになったのです。
まさにじゃがりこは、お菓子業界に革命を起こしたといえるでしょう。
今回は、そんなじゃがりこを作った人は誰なのか、開発秘話をご紹介してまいります。
じゃがりこを作った人は「山崎裕章」さん
じゃがりこを作った人は、カルビーの社員の「山崎裕章」という方。じゃがりこ開発当時の1991年に、31歳という年齢でした。
コンセプトは、持ち運べる「屋外型消費型」のお菓子。
山崎さんは、カルビー社の命運をかけたこのプロジェクトの開発リーダーを任されたのです。
試行錯誤の末に・・・
開発時にこだわったのは、生のジャガイモ感を出すこと。
そのため、じゃがいもをすぐに油で揚げるのではなく、いったん蒸してから、油で揚げるという製法が採用されました。
しかし、普通にこの製法で作った場合、堅くて人間が食べれるようなものじゃなかったそうです。そこから、食べやすい硬さになるように、試行錯誤が続いたのです。
そこから4年が経ち、1995年、じゃがりこは満を持して発売されることになります。
じゃがりこの売り上げ推移
じゃがりこは、発売当初から大ヒットとなり、年々売り上げは右肩上がりに増えていきました。
2013年には、出荷ベースで年間売り上げを300億円を突破。その後も、毎年350億円以上のペースで売れ続けているのです。
大ヒット理由は何と言っても、手が汚れにくく、持ち運びもしやすいあのカップ型パッケージにあります。
登下校の際にじゃがりこを鞄に忍ばせて投稿する学生たちが続出したのです。
「屋外型消費型」をコンセプトにした、カルビーのマーケティング力の賜物と言えるでしょう。
Twitterでも、開発者を絶賛する声が続出!
現在でも、Twitterを中心に、じゃがりこを作った人への賞賛が止まりません。
日本紙幣、じゃがりこ作った人にしてほしい
好きな食べ物:いっぱいあって決められないけど…お菓子ならじゃがりこ( ˙꒳˙)私はじゃがりこを作った人を大いに讃えたい( ˙꒳˙)
ちょうどいい塩加減とジャガイモと野菜の甘味!そしてあの食感。じゃがりこ作った人本当に天才です。
じゃがりこ作った人に感謝しかない美味しすぎる!
賞賛が止まりません。じゃがりこを作った、山崎裕章さんは、お菓子業界の歴史に、名を残したといえますね。
まとめ
じゃがりこを作った山崎裕章さんをご紹介しましたが、いかがでしたか?
山崎裕章さんのように、カルビーの社員になって商品開発に携わりたいと思っている方は、カルビーの新卒採用に応募してみるといいかもしれません。
本記事執筆時点の2021年も、カルビーは新卒採用を行っています。第2の山崎裕章さんに、なれるかもしれませんよ^^